船舶用塗料のイノベーター日本ペイントマリン株式会社

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製品情報

2017.10.16

防汚剤フリー自己研磨型防汚塗料「アクアテラス®」導入開始

日本ペイントマリン株式会社は、大気・海洋環境への負荷軽減をコンセプトとする船底防汚塗料「アクアテラス®」をこの10月から市場導入しましたので、お知らせします。

船底防汚塗料は船舶の没水部(船底部)に海洋生物の付着を防止し、船舶の運航効率低下を抑制するために塗装されます。このため、一般的に防汚塗料は亜酸化銅などの防汚剤により船底部への海洋生物の付着を防止します。

アクアテラスは一切の防汚剤を含むことなく、優れた長期防汚性能と低摩擦効果を発揮し、大気・海洋環境の保全と船舶の運航効率向上に貢献します。この製品の開発は、国土交通省の「次世代海洋環境関連技術開発支援事業」及び一般財団法人日本海事協会の共同研究テーマ「防汚剤フリー超低燃費型防汚塗料の研究開発」に採択され、日本ペイント(当時)、日本ペイントマリン、今治造船の三社で2013年11月から2016年3月までの3年間で実施されました。テスト船でのモニタリングの結果、ほぼ開発目標値を確認、販売開始に至りました。

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新造時にアクアテラスが塗装された
INCE POINT号の船底状態。
(30ヵ月後の防汚状態)

アクアテラスは、人工血管、人工心臓等に適用される抗血栓性ポリマー(*)の分子構造「親水・疎水ミクロドメイン構造」をヒントに開発され、自己研磨作用で表面を更新、持続することで生物汚損を防止する、画期的で新防汚技術「HydrophiX®テクノロジー」(**)が採用されています。

今後、日本ペイントマリンでは、日本はもとより中国、韓国、シンガポール、欧州などの海外現地法人を通じてアクアテラスの持つ技術優位性を広く訴求し、顧客獲得に努め、環境保全を積極的に推進することによって社会に貢献します。

(*)抗血栓性ポリマーは血液中の血小板が異物と感知しないような表面の分子構造により、血栓の生成を抑制するといわれています。

(**)特許出願中

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