FASTAR

かつて類をみない防汚メカニズムを搭載した「FASTAR」
従来の加水分解型防汚塗料を、ナノテクノロジーによりそのメカニズムを再構築し、進化させた
まさに次世代型加水分解型防汚塗料。機能的かつ環境保全に貢献するスター商品。

製品名について

本製品が船舶のスピード維持に貢献できるように、また、船底防汚塗料のスター製品であるようにとの願いをこめて命名されました。

※FASTARは日本ペイントマリンの登録商標です。

バックグラウンド

現代社会では環境の影響を受けさまざまな問題に直面しています。
海洋は勿論 船底防汚塗料も例外ではなく環境変化を受けています。

環境側面の課題
海事産業が抱える課題
  • 地球温暖化による気候変動
  • 海洋汚染
  • 労働環境の改善
  • 国際的な環境基準への適合
    (Sox規制/EEXI規制)
  • コロナ禍による想定外の停泊
    最適な防汚方法の選択
  • 造船の人手不足
    熟練工の減少

製品コンセプト

もっと速く、
もっとクリーンに

船速・航行ルート・温度の影響をうけない製品を目指す

「速く」

  1. 防汚効果により、船速の維持向上を図る。
  2. 低膜厚仕様により、塗装工程のスピードアップを図る。

「クリーン」

  1. 防汚効果により、クリーンな船底が持続する。
  2. 防汚剤の過剰溶出を抑え、海洋環境の負荷軽減に寄与する。
  3. 実績あるウオータトラップ技術による低燃費効果により、大気環境の負荷軽減に寄与する。(一部ラインナップのみ)

FASTARのコミットメント

※1:当社比   ※2:25℃以下の海域

特徴

  • ナノドメイン技術

    メリット 
    • 安定的・持続的な防汚性能の維持
    • 運航効率向上
    • 環境保全
  • ウォータートラッピング技術と
    レオロジーコントロール

    メリット 
    • 海洋環境負荷低減
    • 船舶の燃費低減
    • 平滑でスムースな塗膜表面
    • 安全への配慮
    • (FASTAR Ⅺ、FASTAR Ⅻ のみ)
  • ハイソリッド

    メリット 
    • 大気汚染の低減
    • 塗着効率の向上

業界初、ナノドメイン技術

塗膜の表層への着目

当社は新たな防汚塗料の開発に、防汚剤の選択ではなく、「塗料」が形成する塗膜の表層の改質という手法をとった。
「高い水準の防汚性能」を目指し、塗膜表層に独自開発のナノドメイン技術を導入した。

防汚成分の溶出のコントロール

防汚機能の発現には、防汚剤から発する防汚成分が必要である。広範囲かつ安定した防汚成分の溶出は、親水疎水ナノドメイン構造により可能になった。
すなわち、防汚成分は、塗膜表層中を親水ドメインにより拡散、疎水ドメインにより保持され、広範囲、安定して溶出される。

ウォータートラッピング技術

塗膜中のヒドロゲルが塗膜表面に拘束された水の層(ウォータートラップレイヤー)を形成し、塗膜(船体)と海水との摩擦抵抗を低減します。

当社のLF-SeaおよびA-LF-Seaに搭載され実用化された特許技術です。

この技術はFASTAR ⅪとFASTAR Ⅻに採用されています。

施工要領

従来の塗装方法・塗装機器で塗装可能です。
特殊な塗装機器は必要ありません。

ダウンロードには登録が必要となります。

施工要領はこちら

各種認定

FASTARシリーズは IMO-AFS2001 の錫フリー防汚塗料システムに準拠しています。
FASTARシリーズは下記の船級協会に登録済みです。

  • JPMA (Japan Paint Manufactures Association)
  • DNV-GL
  • Lloyd's Register
  • Korean Register

SDGs / ESG

当社は持続可能な環境保護を目的に、革新的な技術で低摩擦・省燃費を形成する「ウォータートラップ技術」を生み出しました。そしてそこから更に躍進した技術革新で「ミクロドメイン構造」をもつ防汚剤フリー船底防汚塗料の開発に成功しました。これらの防汚塗料で培った技術をヒントに生み出された「FASTAR」は、海洋保全と船舶の快適な運航を目的に、それはやがてお客様の満足へとつながり、われわれの暮らしを豊かなものにするという価値創造実現のひとかたを担っています。
FASTARのコミットメントを通じて、船社および造船所のESG経営に貢献します。