船舶用塗料のイノベーター日本ペイントマリン株式会社

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LF-Sea

2010.01.25

国土交通省の支援を得て、船舶の燃費・CO2削減を実現する低燃費型船底塗料「LF-Sea」の発展型塗料の開発共同推進

日本ペイント株式会社(本社:大阪市、社長:酒井健二)とグループ会社・日本ペイントマリン株式会社(本社:神戸市、社長:佐々木信廣)は、船舶の燃費向上とCO削減において市場から高評価を得ている低燃費型船底塗料「LF-Sea」(エルエフシー)の発展型塗料を開発推進いたします。
この開発においては、株式会社商船三井と協力し今年度より約4年間にわたって遂行いたします。また、国土交通省の平成21年度「船舶からのCO削減技術開発支援事業」の補助事業にも採択されました。

国際海運における船舶から排出されるCOは約8.7億トン(2007年)といわれ、この量は全世界のCO排出量の約3%に相当します。船舶が排出するCOは航行時に消費する燃料によるもので、燃料消費の大部分は海水との摩擦抵抗で発生します。この海水との摩擦抵抗は航行中の船が受ける抵抗の50~80%を占め、海水摩擦を低減することは燃費低減に直接寄与します。2005年に市場導入した「LF-Sea」は、塗膜表面に水を捕捉させることで凹凸部分を減少させ摩擦抵抗を少なくするというメカニズムにより、従来型防汚塗料(錫フリー加水分解型船底防汚塗料)以来の画期的な船底塗料として評価をいただいており、すでに国内および海外で約180隻の船に採用されています。

日本ペイントと日本ペイントマリンは、この「LF-Sea」の低摩擦性(低燃費性)をさらに発展・向上させ、燃料消費量ひいてはCO排出量を大幅に削減できる超低燃費型船底防汚塗料を開発することとなりました。就航船舶での効果解析においては、株式会社商船三井と協力し共同で推進することになり、あわせて実船への推定可能な塗膜の摩擦抵抗の評価方法の検討も行っていきます。
現在好評発売中の「LF-Sea」は従来型防汚塗料よりも約4%の燃料消費量削減が期待できますが、発展型においては、さらに約6%削減を向上させた約10%削減を目標としております。この目標を達成し、すべての国際海運における船舶に本塗料が採用された場合、仮に2007年のCO排出量を基準とすると下記の削減効果が見込めます。

<本研究開発の目標達成時の国際海運における船舶CO削減量>

CO排出量(2007年) 発展型塗料採用による削減量
87,000 万t 8,700 万t

(注)船舶航行におけるCO排出量の出典は、「IMO-GHG study 2008-2009」による

<発展型「LF-Sea」開発の概要>

内容 :
低燃費型船底塗料「LF-Sea(エルエフシー)」の発展型開発
用途 :
船底防汚塗料
開発予定期間 :
2009年10月~2013年3月
特長 :
船舶の運航燃費の向上とCO排出量削減を高いレベルで実現

現行の「LF-Sea」について、下記のニュースもご参照ください。
日本ペイント株式会社のニュース

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